それはあまりにも愚かであまりにも美しき 戯言。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
TW

こんにちは、皆様。

結構前に、誕生日祝いとして、短編書いてと言われてたので仕上げました。

主人公はナヤです。

舞台としては、DOPで逸れてしまった状態。

まぁ、あれです。毎度毎度文章拙いのは勘弁して下さい。

あと、あれです。ナヤは、守護者だっけ?(ぇ

その辺の名前忘れたんですよね(・ω・`)

まぁ、違ったらコイツ阿呆だと思ってください。



「・・・はぁ・・・はぁ・・」


どれくらいの間走り続けているのだろうか。

呼吸が乱れ、酸素を欲した体は知らずに大きく上下する。

暗闇に慣れた視界は、今自分がいる場所をおぼろげに映し出す。

迷路のように入り組んだ道。

奇怪な形をした木々。 


森に入ったのは昼間だったというのに薄暗く、この森の不気味さを曝け出していたのを覚えている。


―もっと早くにこの森の異常さに気付くべきだった。


守護者として細心の注意を怠った自分の怠慢さに唇を噛み締める。


―ヒュンッ


体の直ぐ横で、風を引き裂く音が走る。


―カッ カッ カッ


鋭い刃が小気味良い音をたて、近くの樹に突き刺さる。

ほんの少しでも走るペースを落としていたら確実に自分に刺さっていただろうと容易に推測できる。

追手は、未だ体力の衰えさえ見せずに、正確に追撃してくる。

それぞれに散ってしまった皆を探し出さねばならないと言うのに、追手がそれを邪魔する。


―そう、銀の髪をした自分とそっくりな少女が・・・



「気味の悪い森だな」


一人が呟いた言葉が、不意に脳裏を掠める。

森に入り、しばらくすると急な眩暈に襲われ、気が付くと一人になっていた。

何かが起きていたことは理解できても、それが何なのか把握することは出来なかった。

消えた皆を探し出し始めてしばらくしてからだった。

自分とそっくりな少女が襲ってきたのは―

剥き出しの殺意のみを持って、私を殺そうとしてくる少女は、まるで殺すことを使命とした殺戮人形のように思えた。

応戦しなければいけないと思いつつも、守護者と言う自分の役割がそれを邪魔する。


―自分のことの為に、命を危険に晒せない。


私は、守らなければいけないものがある。


―早く、一刻でも早く皆を探し出さなければ・・・



【END】

スポンサーサイト
2007.10.17 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://yumesora2.blog113.fc2.com/tb.php/36-b1119936
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。